給与の日払いや前払いはどうして必要?派遣会社が給与日払い・前払いを導入すべき理由

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日本では、労働環境の多様化とともに、非正規社員の割合が年々増加の傾向にあります。

平成31年に総務省が発表したデータにおいても、非正規社員は前年比較で84万人も増加していることがわかりました。

【参考】総務省統計局/労働力調査(詳細集計)平成30年(2018年)平均(速報) 

 

育児や介護をしながらの勤務や地方労働力の有効活用など、画一的な労働環境ではなく、労働者のニーズにあった労働環境やサポート体制を充実させることは、仕事を提供する側にとっても重要な要素のひとつとなっています。

そんな中、人材派遣スタッフにおける「日払い・前払い」のニーズに注目してみると、実はそのニーズは非常に多く、また年々要望も高まっている傾向にあります。

「日払い・前払い」ができるかできないかで人材派遣会社の人気も変わってくるほど、労働者にとっては大きな価値となっているようです。

 

今回は人材派遣における「日払い・前払い」の必要性と、制度としてなぜ導入すべきなのかについてご紹介していきましょう。

 

そもそも給与の日払いと前払い、何が違うの?

人材派遣の募集を見ていると「日払い・前払い」とやや同義で書かれていることも多いですが、このふたつの用語は意味が異なります。

それぞれ詳しくご説明します。

 

▼日払い
給与支払い方法に「日払い」と書かれていると、その日の内に日給として給与を貰えるように思いがちですが、実は「日払い=即日給与が貰える」とは限りません。
もちろんその日に現金で貰える場合もありますが、多くの企業では現金手渡しにおけるリスクを回避するために、振り込みの形態を取る場合が多いでしょう。
日払いとは「日ごとに給与を計算して支払うこと」を意味しており、支払い日は会社によってさまざまで、即日振り込まれる場合もあれば、勤務2日後に振り込まれるというパターンもあります。
また、給与も100%ではなく勤務の80%分のみ振り込みという場合もあれば、一定の条件を満たせば源泉徴収もされるため、実際に想定していたよりも手取りが少ないということも起こりうるのです。

 

▼前払い
前払いとは、読んで字のごとく給料日前に給与を払ってもらえる制度です。
「前借り」と混同して捉えられることがありますが、前借りは「働いていない分も先に給与としてもらうこと」を意味していますが、前払いは「働いた分だけを給料日前にもらうこと」となるため、まったく意味は異なります。


このように「前払い・日払い」は、月締め月払いよりも短サイクルで給与をもらえる制度ではありますが、根本的な意味が全く違うということを覚えておきましょう。

 

人材派遣スタッフが給与の日払い、前払いを望む理由

「日払い・前払い」は人材派遣会社の人気にも繋がるとお話しましたが、なぜここまで要望が強いのでしょうか?

大きく3つの理由が考えられます。

 

急な出費にも対応できる

例えば飲み会が立て込んでいる、結婚式のご祝儀が必要など、普段以上の出費が予想される際には「とりあえず今月分を補てんしたい」と短期の人材派遣を選ぶことも少なくないでしょう。

そんな場合には、今すぐ現金を入手したいと思うものです。

日払い・前払いの人材派遣であれば、このような「今すぐなんとかしたい」という要望に応えることができるため、人材派遣スタッフからの人気も高い傾向にあるのです。

 

確実にその日に現金が手に入る

人材派遣スタッフの場合、一般企業に勤める正社員よりも保障や制度が充実していないことも多いでしょう。

そのため、仕事が終わった後で人材派遣会社が倒産したなど、給与の未払いや払い込み遅延のリスクが正社員よりも高い傾向にあります。

月払いだと「一ヶ月分が払われない」となるため人材派遣スタッフにとっても大きなダメージとなるため、日払い・前払いで確実に給与を入手できるというシステムは、働き手にとっても安心材料のひとつになります。

 

単発1日や数日などのシフトでも働きやすい

人材派遣では、空いた時間にちょっとだけ働きたいというニーズも少なくありません。

単発希望の人材派遣スタッフの場合には「ちょっとしたお小遣いを稼ぎたい」という気持ちが強いため、定期的な勤務ではなく「この仕事は1回だけ」や「今月は2日間だけ」など少ない日数で勤務する場合が多いでしょう。

そのような勤務形態を望む人材派遣スタッフにとっては、月払いよりも日払い・前払いの給与システムほうがハードルが下がるため、日払い・前払いの仕事へのニーズが高まる傾向となるのです。

 

人材派遣会社が給与の日払い・前払いに対応すべき理由

人材派遣スタッフ側から見た日払い・前払いのメリットをお伝えしましたが、人材派遣会社側にとっても、日払い・前払いに対応することで多くのメリットがあります。

具体的はどのようなメリットがあるのか、またそれを踏まえてなぜ日払い・前払いに対応すべきなのかをご紹介しましょう。

 

求人応募の増加

2017年8月にエン・ジャパン株式会社が発表した調査データによると「アルバイトの給料で重視すること」という質問に対して、41%の男性が「日払い・週払いOK」と回答していました。

同アンケートはアルバイトではありますが、人材派遣会社への応募についても同様の傾向は見られるため、労働者全体の意識として、日払い・前払いのニーズが高まってきていると考えて良いでしょう。

人材派遣会社の応募においても「日払い・前払い」の項目を露出することで応募件数が上がるという実績もあるため、ここの親和性は高そうですね。

【参考】「アルバイトのお給料」意識調査

 

人材派遣スタッフの定着率向上・離職率低下

日払い・前払いシステムは、いわゆる福利厚生のひとつとして導入されるケースが多いですが、日払い・前払いを行うためには、人材派遣会社側では一定の手間やシステム導入の必要性が出てきます

しかし人材派遣スタッフ側から見てみると、給与の支払い方法が自由に選択できることは非常にありがたく、臨機応変に対応してくれる人材派遣会社なら長く利用しようと思われる可能性も高まってきます。

多少の手間を掛けてでも、日払い・前払いをはじめとした「融通が効く」人材派遣会社になることで、人材派遣スタッフの定着率をあげることができるのです。

 

スタッフ満足度の向上によるスタッフ品質の向上

日払い・前払いは福利厚生とお伝えしましたが、このように人材派遣スタッフが働きやすく、日々の生活が楽になるようなサポートをすることで、満足度の向上に繋げることができます

多くの企業では、働き方改革を行うことで従業員満足度をあげ、それにより企業の業績アップを目指すという取り組みが増えてきています。

人材派遣会社でもそれは同様で、いかにスタッフのモチベーションをあげるのか、企業へのエンゲージメントを強めるのかが重視されるようになってきました。

単発や短期で終わってしまいがちな人材派遣だからこそ、人材派遣スタッフの満足度を意識することをおすすめします。

 

人材派遣会社の前払いはもはや標準サービス

日払い・前払いの重要性をご説明してきましたが、人材派遣会社において「前払い」はすでに標準サービスとなりつつあります。

そのため、前払いシステムを導入しても他社と比較して大きなメリットにはならないものの「前払いシステムがない」ということで、検討の土台に上がれない可能性は出てきます

人材派遣は、人材派遣会社側としてもスポット的に利用したいというニーズがある一方、人材派遣スタッフとしても自分の都合を優先させながら働きたいという思いもあるため、「それに応えるサービスがどの程度あるのか?」という点ではシビアに見られています。

前払いを標準サービスとしながら日払いで特徴を出すなど、企業としてはこの日払い・前払いサービスをどのように活用していくかをしっかりと検討していく必要があるのです。

 

給与の日払い前払いが可能な人材派遣管理システム

ではここからは、人材派遣会社が利用するシステムについて紹介してきましょう。

日払い・前払いサービスを行おうと思っても、単純に早く振り込めば良いというものでもありません。

源泉徴収や年間の給与管理等、人材派遣会社では処理すべきことがたくさんありますので、これをサポートしてくれるシステムが必要不可欠です。

具体的にどのようなシステムがあるのか、詳しく見ていきましょう。

 

リアルタイム日払い・前払い両方に対応は「STAFF EXPRESS(スタッフエクスプレス)」だけ!

人材派遣管理システムの中、日払い・前払い両方をリアルタイムで行ってくれるのは、現在STAFF EXPRESS(スタッフエクスプレス)しかありません。

日払い・前払いは、企業が自力で行おうと思うと、人材派遣会社の社員側に大きく負担がかかってしまいます。

なぜかというと日払い・前払いに対応するためには、月々の給与額から日払い・前払いが可能な額を算出し、人材派遣スタッフごとにそれを処理、月末には日払い・前払い金額を除いた額にて給与の振り込み処理をせねばなりません。

これらの作業を即日で行うのは非常に困難なため、日払い・前払いに対応している場合でも給与の支払いにはタイムラグが発生することが当たり前でした。

しかしSTAFF EXPRESS(スタッフエクスプレス)では、この複雑な作業をシステムで管理し、セブン銀行と連携することでリアルタイムでの日払い・前払いを実現させています。

人材派遣社員も人材派遣スタッフも複雑な工程を挟むことがないため、ストレスなくスタッフの要望に応えることができるのです。

 

オールインワンパッケージの人材派遣管理システムであるため、あらゆる人材派遣会社の業務をSTAFF EXPRESS(スタッフエクスプレス)1つで管理することができ、人材派遣管理システムとしても優秀です。

給与管理だけでなく、スタッフ管理、営業、勤怠管理、請求管理、配置、年末調整などの機能が備わり、かつ派遣スタッフ向けアプリや派遣先の企業向けサービスなども充実しており、人材派遣会社、派遣スタッフ、派遣先企業の三者にとって、使いやすく満足度向上に繋がりやすい人材派遣管理システムとなっています。

 

>>STAFF EXPRESS(スタッフエクスプレス)の詳細はこちら<<

 

担当者の負担が少ない前払いサービス「Casting Navi(キャスティングナビ、キャスナビ)」

こちらもセブン銀行を経由して、前払いをリアルタイムで行えるサービスを保持しています。

Casting Navi(キャスティングナビ、キャスナビ)の特徴は、この前払いサービスを外部移管できるという点にあります。

前払いの希望申請から送金処理までをすべて代行してくれるため、人材派遣会社の手間を大幅に削減することができます。

なおリアルタイム支払いは前払いだけですが、支払形態としては日払いにも対応しています。

人材派遣スタッフのニーズに合わせて柔軟に対応できる人材派遣システムとなっています。

 

データの見える化に対応した人材派遣管理システム「クオリード人材派遣」

クオリード人材派遣は、人材派遣会社の業務強化を目的としたサポートシステムで、クラウドを利用しながら人材派遣に必要なデータを一元管理することが可能です。

人材派遣ビジネスにおいて必要なツールが網羅されており、利用者はその中から必要な機能を選択して利用することができるため、既存ツールと無駄なく併用できるという点もメリットのひとつです。

さまざまなデータが常時連携されているため、日払いにも柔軟に対応(※リアルタイムではない)、またコストパフォーマンスにも定評のある人材派遣管理システムとなっています。

 

人材派遣会社は積極的に日払い・前払いに対応しよう!

このように、時代の変化と共にニーズが高まる日払い・前払いは、かつては対応できることがポイントアップになっていましたが、現在では「ないと不利になる」という当たり前対応にまでなりつつあります

非正規雇用の割合が増え、副業も日常化している社会において、いかに融通を利かせてくれるかという点が企業には求められるようになってきました。

この要望は人材派遣会社だけではなく、一般企業においても同様の風潮ではありますが、短期雇用やスポット採用の多い人材派遣業界においては、他の企業よりも当然のようにニーズは高まってくるでしょう。

日払い・前払いは自力で運用しようとするとかなり手間のかかる対応でもあるため、人材派遣管理システムを上手に使いながら、効率的にサービスを導入していくことをおすすめします。

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